■新たなギャラクシー賞候補も生まれた
今年に入ってからも、10月21日に『日本一の安宿1泊1000円切ってる説』と題して、日雇いや肉体労働の仕事が多い大阪の西成区では1000円を切るホテルは珍しくないという話のほか、関東圏では群馬県に1500円で泊まれるプレハブ小屋のプチホテルがあることを紹介していた。こちらもためになる知識だろう。
「10月21日はドキュメントでも、『NSC(お笑い養成所)時代に同期一の天才だった芸人、意外とくすぶってる説』と題して、ケンドーコバヤシ(48)やハリウッドザコシショウ(46)、ドランクドラゴン・塚地武雅(48)などが“天才”と思っていた同期を探す企画がおこなわれました」(前出の女性誌記者)
30歳を迎えたのを機に引退し、ラーメン屋やサラリーマンへと転身した芸人や、完全に消息不明になってしまった芸人などなど、多くの「その後」が描かれたほか、まだ現役だが、華々しい活躍ができていないチャンス大城(45)や天竺鼠の川原克己(40)なども紹介されたのである。
《笑う方の面白いというよりは史料として面白かったし少し切なくて感慨深かった》《ジャーナリズムとお笑いとペーソスとエンタメを兼ね備えていた。才能があるから成功するわけじゃないし、成功や幸せってなんだろうなと思わせる深みがあった。》《ドキュメンタリーっぽいし、芸人さんがみんな真剣に話をしてるしで、とても良い企画》
とSNSでは高評価で、「ギャラクシー賞もあり得るのでは」という声も多く見られた。
『水ダウ』には、これからも過激な企画をやりつつも、良質な神回を量産してほしいーー。