■“代打ヒット”で米倉はお払い箱に!?

 テレ朝の木曜ドラマ枠は米倉の代表作で、2019年に放送された最新作でも平均視聴率が18.5%という好成績を残している『ドクターX~外科医・大門未知子~』が放送されていたことでも知られる。

「今年の10月期は米倉の主演作で決まりだったそうですが、3月の事務所独立もあってテレ朝と協議。コロナのことも考えて、主演作の話は来年以降で再調整になった。その代わりに入ってきたのが『七人の秘書』だと、『FRIDAY』は伝えています」(前出の女性誌記者)

 木村は、NHK大河ドラマ麒麟がくる』で明智光秀の正室・煕子を演じるなど、女優としての実績はあるものの、看板となるドラマが放送される枠での主演には、やや力不足との声もあったという。

「しかし、『秘書』はいざ放送されると、毎回2ケタ超えの大当たり。木村さんは主演で華がありながら前に出過ぎず、バイプレーヤーのように見事な立ちふるまいで作品を盛り上げている。それが人気の秘訣でしょう。

 木曜ドラマといえば『ドクターX』の存在感があまりにも強かったですが、新たな人気作の誕生ですね。米倉さんに頼らずとも良い数字が残せるとわかった以上、今後、米倉さんは“お払い箱”じゃないですが、不要論が出てしまうかもしれませんね。それほど、木村さんの主演作のヒットの威力は大きいんです」(ドラマ制作会社関係者)

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