ヒロシ流!「寒い季節だけの魅力」初めての「冬のソロキャンプ」の画像
ヒロシ

 消費が低迷した2020年にブームとなったのが、ソロキャンプ。「ソロキャンプ」という言葉が「新語・流行語大賞」にノミネートされ、ブームの顔とも言えるヒロシ氏(48)のユーチューブチャンネルの登録者数は100万人を突破。本誌9月7日号に掲載した、ヒロシ氏監修によるソロキャンプ企画も大反響を呼んだ。

 そんな中、今回は読者諸兄の熱い要望にお応えし、ソロキャンプのハウツー企画第2弾として、寒い季節のキャンプの楽しみ方を紹介する。ヒロシ氏のキャンプ仲間の芸人で、野外料理研究家のベアーズ島田キャンプ氏(43)も参戦!

■寒いキャンプ場で孤独に浸れる冬こそソロキャンプの季節だ!

 “ソロキャンプ”とは、文字通り一人でキャンプをすることである。人間関係の煩わしさから抜け出すためにソロキャンプを始めたヒロシ氏は前回、こう語っていた。

「自分の時間ぐらいは、やりたいように過ごしたい。ソロキャンプはそれができるのが大きな魅力ですね」

 一人で移動し、一人で食事を作り、一人で食べて、一人で寝る。誰かに気を遣う必要はなく、自分だけの時間を過ごせる。ソロキャンプには、究極の自由があるのだ。

「気分次第で、やりたいことをやる。やりたくないことはやらない。それこそが最高のぜいたくなんです」

 そんなこともあって、“ヒロシ流”ソロキャンプはストレス社会で生きる中高年男性の共感を呼んでいるのだ。この現象を、ヒロシ氏自身は、こう考える。

「僕もおじさんですが……おじさんであっても、少年の心を持っている人が多いんじゃないですかね。でも、少年時代と違って皆さん、それなりにお金はある。言ってみれば、“お金を持った少年”なんですよ、おじさんは」

 たとえば、いいナイフを買う、火起こしにトライする、車をカスタマイズするなど、キャンプには、“お金を持った少年”の心を満たしてくれる要素が詰まっているのだ。

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