■主演クラスの女優同士が火花

 主演クラスの女優同士も、共演の実現が難しい。

「若い頃は共演しても、互いに地位やキャラが確立されて主演を張れるようになった女優同士は、共演しにくい」(前出の三杉氏)

 中でも北川景子(34)と石原さとみ(33)は、分かりやすく火花を散らしたことが。

「北川が16年夏放送の『家売るオンナ』で好評を博したあと、続く秋からの放送枠で石原の『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』(ともに日本テレビ系)が開始しましたが、石原は“北川には負けない”と野心メラメラだったとか。それぞれ山下智久のサオ姉妹だったことも一因でしょうね」(芸能記者)

 結果は視聴率では北川のドラマが平均11.6%、石原のドラマが12.3%と石原が辛勝したものの、『家売る〜』はドラマアカデミー賞で最優秀作作品賞と主演女優賞を受賞した他、シリーズ化もしている。

「その後、石原は18年の『高嶺の花』(同)で視聴率が振るわず“全責任は私にあります”と号泣謝罪したこともあるほどですから、いつもライバルたちを意識しているんでしょう」(前同)

 人妻となった両者だが、共演NGは続きそうだ。

 若手では、有村架純(27)と広瀬すず(22)は「絶対に並べてはいけない2人」と、スポーツ紙記者が話す。

「16年末の日刊スポーツ映画大賞の表彰式に、新人賞を受賞した有村架純と、前年に同賞を受賞した広瀬すずが登壇したんですが……2人が並ぶと顔の大きさが歴然! 単体だと、かわいくて小顔の有村の顔が、さらに驚異的な小顔の広瀬の前では、パンパンに膨らんだ風船のように見えてしまったんです。あれは有村が不憫でなりませんでした」

 それからは2人の共演はない。この一件で、広瀬には“公開処刑人”の異名がついてしまったとか。

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