■“20年キャリア”伊勢谷友介は入手ルートに言及せず

 9月9日には、俳優の伊勢谷友介被告(44)が大麻取締法違反の疑いで逮捕されている。伊勢谷は東京・目黒区の自宅に、計20.3グラムという大量の乾燥大麻を“自分で吸うため”に所持していたという。

 夕刊紙記者はこう話す。

「伊勢谷には10年くらい前から黒い噂がついて回っていて、今回逮捕されたことには、関係者の間では“やっぱりか”という声も上がっているようです。大麻は1回あたり0.1グラムほどを使用するといいますが、伊勢谷は20グラムを所持。単純計算で200回分の量ですから、常習性がうかがえます」

 12月1日には初公判が開かれ、伊勢谷は起訴内容を認め、12月22日に懲役1年執行猶予3年の刑が確定した。

 9月30日に警視庁東京湾岸署から保釈されたのに合わせ、伊勢谷は直筆コメントを発表。「このたび私、伊勢谷友介の身勝手な行動により、いつも応援してくださるファンの皆様、ならびにご支援くださっているすべての関係者、クライアントの皆様を裏切ることになり、多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたこと、心から深くお詫び申し上げます」と謝罪。

 そして、「私は無責任極まりない甘さで、自分、そして自分と一緒に活動してくれている方々、さらに世間の皆様を裏切ってしまったことを今、留置場にいて、身体拘束を受けるなかで、噛み締めています。すべては私自身の奢り、未熟さや愚かさ、役者、及び経営者としての責任感の欠如により引き起こした事態です」と反省の意を示した。

 また、12月1日の初公判では「今日まで支援してくださった方々を裏切ることになり、申し訳ないと思っています」、「もう二度と違法なことはしたくない」とし、大麻との関係を断つことを誓った。

「裁判で明らかになったのは、伊勢谷が大麻をやり始めたのは26、27歳頃のこと。ですのでその“キャリア”は20年近くになります。槇原の最初の逮捕も約20年前。ものは違いますが、両者とも薬物との付き合いは長く、根深いものを感じさせますよね。

 加えて、伊勢谷は裁判でも大麻の入手先については話そうとしませんでした。知人から逮捕の2~3日前に購入したとは説明していますが、その知人が誰なのか問われると口をつぐみ、“僕としては(この犯罪が)誰かを傷つける犯罪だとは思っていない。知人を世の中にさらすことが必要だとは思えない”としています。

 果たしてこういうスタンスのまま、伊勢谷が芸能界に復帰することはできるのか…疑問が残りますよね」(前出の夕刊紙記者)

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