また、あくまでも司会として、無観客の会場を盛り上げながら歌手を引き立てる姿も印象的だった。自身にとっての演じることの意味について尋ねられた彼女は語る。

「現場が好きなんですよね多分。モノをつくるっていうことが好きで。自分が出るとか役がどうこうってこともすごく大事なんですけど、現場でスタッフの他の部の方々と、監督と、みんなでひとつの作品をつくるってことが好きで。あくまでも俳優部のひとりだから。役を演じる楽しさみたいなものもあるんですけど、割とモノづくりの感覚に近い」(同前)

 高い演技力とモノづくりの一部門としての意識。今回の『紅白』を見応えのあるものにしたのは、そんな彼女の“司会役”によるところが小さくないように思う。

 なお、『紅白』で共演した椎名林檎は「PVとか見てみたいですよね。すごいプロポーションいいんですよね」と、二階堂に楽曲提供をしてみたいと語ったことがある(『LIVE MONSTER』日本テレビ系、2014年11月9日)。いつか歌手として持ち歌で出場する彼女も見てみたい。

(文・飲用てれび)

テレビの中の女たち

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