■“暗黒五輪”は開催に向かう

 ゴタゴタが続く東京五輪だが、希望が全くないわけではない。医療従事者4万人を対象にしたコロナのワクチンの先行接種が2月17日から開始。まだ詳細は明らかにされていないものの、4月をめどに約3600万人の高齢者を対象に接種を始める予定になっている。

「先月から実施されている緊急事態宣言の効果が出てきているのでしょう、日本での感染者数は減少傾向にある。コロナを取り巻く状況は、以前よりは、改善に向かいつつあります。また、政府も大会中止を避けることが念頭にあり、大会組織委員会や東京都が無観客での開催を決断した場合、容認する方針だとの報道もありますし、大会開催のハードルは少し前に比べれば、下がってきていると言えるでしょうね」(前出の夕刊紙デスク)

 そして、1月20日付のWEB版『日刊スポーツ』では、NHKの正籬聡放送総局長が同日に行われた定例会見で、嵐の『東京2020オリンピック・パラリンピック放送スペシャルナビゲーター』の継続について「所属事務所とどうするか話し合いの最中です」と話し、検討中であると報じたのだ。

「嵐が大会期間にナビゲーターとして活動してくれる可能性はまだゼロではないということですよね。もし嵐が務めてくれたら、コロナ禍の大会を大いに盛り上げてくれるでしょう」(前出の女性誌記者)

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