三浦春馬さんの熱演舞台『キンキー・ブーツ』が映画公開「世界に伝わった才能」の画像
三浦春馬さん

 三浦春馬さん(享年30)が、2020年7月18日に世を去ってから7か月が過ぎた。いまだに納骨もすんでおらず、お別れの会も開催されていないため、気持ちの整理がついていないファンも多いと思われるが、2月21日、心をざわつかせるあるニュースが飛び込んできた。

「3月5日から、アメリカのブロードウェイミュージカル『キンキー・ブーツ』が、『松竹ブロードウェイシネマ』として、映画館で公開されることが発表されたんです。倒産寸前の靴工場を継いだチャーリーが、自分とは外見も振る舞いも正反対のドラァグクィーン・ローラに出会い、工場を再建させていく物語ですが、日本では、16年と19年に三浦春馬さんがローラを演じ、絶賛されたことでも知られています」

 とにかく、同作のローラとしての三浦さんは圧巻だった。

「肉体改造により美しい筋肉の鎧をまとった、素晴らしいローラでした。それだけにDVD化や配信を望む声も多かったんですが、元はアメリカ・ブロードウェイの舞台で、しかも原作はアメリカ映画。版権の関係で、ソフト化は困難と言われていました。しかし、ブロードウェイチームの厚意で、10月27日に15分程度の特別映像がYouTubeに公開されていたんです」(女性誌記者)

 3月5日から公開されるのはアメリカのミュージカル版。ローラ役のマット・ヘンリー、チャーリー役のキリアン・ドネリーらがキャストに名を連ねており、三浦さんをきっかけとして「いい機会だし本家を観てみようかな」という声も見られた。

 この『キンキー』の関係者も、生前一緒に仕事をした三浦さんを高く評価しており、先述のYouTube動画では舞台の映像以外に、追悼メッセージのビデオレターもあった。

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