■草なぎ剛無双はまだ続く
その後、草なぎは高倉と手紙のやりとりで交流を深めていったそうで、「なんでこんなに良くしてくれるんだろうって、不思議に思うぐらい良くしていただいて」と回顧。「思い悩んでいたりしてたんですけど、手紙くださって心の励みになった」と感謝していた。
また、高倉との映画共演について「それこそ裸にされてしまって、緊張しすぎてなにもできないんだけど、なにかセリフを言わないといけないし、演技しないといけないしと、今まで感じたことのない中でお芝居をした。でも、むしろそれが自然だったり……」と、高倉の存在感に圧倒されたと語っていた
次回の『青天を衝け』は、黒船来襲で江戸が大騒ぎになるなか、第12代将軍・家慶(吉幾三/68)が亡くなり、次期将軍候補に慶喜の名が挙がる。しかし、慶喜は「この先、将軍になる望みはございません」と拒んで……という展開。初めて江戸に出た栄一とともに、慶喜も大きくフィーチャーされそうだ。
今後、慶喜は第15代将軍となり、約300年続いた江戸幕府の崩壊を、その中心で体験していくのだが、同ドラマでの草なぎの“慶喜無双”はまだまま続きそうだ。(ドラマライター/ヤマカワ)