■「私は口パクでした」堂々の宣言

 数々の大ヒット曲を出してきたアイドルグループ・SMAPの元リーダー・中居による“国民的口パク宣言”。

「ただ、中居は以前から何度も“口パク”に言及していますよね。2020年4月の『中居正広のニュースな会』(テレビ朝日系)で、SMAPのライブの話題になった際、中居は“あれ1曲も歌ってないライブです”と暴露。さらに、その4か月後の8月放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)でも、菅田将暉(28)を相手に、“口パクはホント極めた感じする”“俺、ホント誰よりも上手いうと思う、口パク”と語っていました。もはや口パクは中居の“ネタ”のようになっていますね」(前出のテレビ誌ライター)

 この“口パクばらし”、中居の専売特許というわけではなさそうだ。

AKB48グループのHKT48に在籍した指原莉乃(28)は、グループを卒業した2019年12月放送の『そもそもなんでダメなんだっけ?』(テレビ東京系)で、“グループ全体で見たら歌ってますけど、私は口パクでした”と告白。さらに、昨年3月放送の『有吉反省会』(日本テレビ系)でも、“私は堂々口パクでした”と話していて、かなり大っぴらに話しています」(前同)

 中居と指原が堂々としすぎているせいか、ネット上では、「もう、すぐ口パク音痴ネタに逃げるんだから」「口パクを最近言いふらしすぎ〜」との声も寄せられている。

「知名度が高く、影響力抜群の中居と指原がテレビ番組で告白したので、口パクがやや一般化されてきたというか、許容されるような空気ができていると言えるのかもしれません。

 先日も、1980年代後半から90年前半にかけて絶大な人気を誇った光GENJI諸星和己(50)が、『5時に夢中!』(TOKYO MX)で、以前浮上していた口パク疑惑に、“僕らは歌っていません。ファンが代わりに歌ってくれる”とあっさり認めたこともありましたね」(女性誌記者)

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