■いまもSMAPはみんなの心に
「18年3月11日には『新しい地図』がYouTubeチャンネルに『3月11日に寄せて』という動画を投稿。
草なぎが“番組等で、僕らもちょっとね、(被災地に)足運んだこともあったりして、実際被災された方と会ったこともあるんですけど。最近ちょっとね、行けてないんで、どのようになってるのかなって気にはなっているんですけね”としたり、いまも東日本を思っていることがよく分かります」(専門誌記者)
そんな思いはファンにも届いている。
『SMAP×SMAP』が放送していた毎週月曜日22時になると、ツイッターではSMAPに代わり、ファンの方々が寄付などを呼び掛けているのだ。
「《いつもの時間になりました》という呼び声や、《#復興に向けて手を繋ごう》というハッシュタグ、被災地を金銭的に手助けするためにご当地食品のPR……。本当にいろいろな内容です。番組が終わったのが16年末だから、今年で5年。それなのに月イチや年に1度ではなく、毎週この現象が起きている。こうした現象が見られるのはSMAPだけですよね。
それだけに、震災後の被災地イベントなどの様子も密着していた11年10月10日の『プロフェッショナル仕事の流儀』の再放送を望む声は根強い。コロナ禍で外出自制を強いられている中、同番組が公式ツイッターで過去の傑作から再放送リクエストを募るたびに、多くのファンがリクエストしていました」(前同)
震災から10年。いまだにSMAPは、我々や東日本の希望になっているーー。