■高畑充希を驚かせた告白

 これを受け、俳優と声優のオーディションの違いにまで話題が及ぶと、宮野は「声優のオーディションは、もうまさに、“あなたはどういう声を持っているか”のオーディションなんだよね。だから、緊張はするけど、イヤだなっていう感じはない」と、自分を否定された感じはなく、落ちても役柄と自分の声が合わなかっただけだと思えると説明した。

 また、高畑が「自分の声好きですか?」と問うと、宮野は「いやぁ、好きじゃない」と、ゆっくり首を振りながら告白。続けて、「たとえば、声優をやっていると、“良い声で何か言ってください”とか言われるんだけど、まず、良い声だと思ったことがないから」と明かし、高畑と宮澤を驚かせた。

 そして、宮野は「だってもう、自分が思う良い声の先輩方がたくさんいて、“個性のない自分が生き残るためには”っていうので、“(自分は)みんなとは違う何かを見つけていかなきゃ”と思いながらやっていたぐらいだから、あんまり自分の声が好きって感覚はない」と、自身の声についての思いを打ち明けた。

 これを見ていた視聴者も、ツイッター上で「マジかー! 本人だとやっぱりそうなるのか。私は世界一好みの声なんだけど笑」「え? 嘘ん……あんな色気の塊の美しい声なのに!? マモが好きじゃなくても私たちファンは大好きです」「自分の声が嫌いとか。はたから見たらありえん。イケボ!」などと驚いていた。

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