■SMAPリーダーの中居も業界の流れには逆らえず……
『新・日本男児と中居』終了後には『ネクプラ』がスタートするという。日本テレビの編成部長は『ネクプラ』について「企画開発の単発枠となっております」と説明している。
「ここでさまざまな実験的な単発番組を試し、新番組を生み出していきたいということでしょう。当然、こういった番組にはほとんど予算はかけられません。
ギャラが安くて活きがいい若手の芸人やタレント、YouTubeやTikTokなどで人気を博している、若者人気の高い人材を積極的に起用していく可能性は高そうです」(前出の制作会社関係者)
テレビ各局は、ここ数年で13~49歳の“コア層”と呼ばれる若年層に向けた番組作りを徹底するようになっている。
3月の終了が発表された『メレンゲの気持ち』も、世帯視聴率はいいものの、メイン視聴者層がシニア層ということで、番組存続が難しくなったと報じられている。
「テレビ各局には今、とにかく若者に響かない“おじさんタレント”を切っていきたい、という意向があります。『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)が終了し、後番組として『人志松本の酒のツマミになる話』が始まるのは、ギャラが高額な坂上忍さん(53)を切れるという側面もあるでしょう。
中居さんも48歳。かつては国民的グループ・SMAPのリーダーとして老若男女問わず支持されていましたが、若手ジャニーズと比べてしまうと、今の若者にはあまり訴求力がなく、これまでのように安泰ではない、ということなのかもしれません」(前同)