■ジュリー氏の関心はキンプリ以下の若手のみ
ベテラングループは、若手ばかりを重用する上層部に不信感を抱いているという報道もある。
「ジャニー氏が亡くなり、メリー喜多川氏が名誉会長に勇退。代わって、メリー氏の娘の藤島ジュリー景子氏が社長に、滝沢秀明氏(38)が副社長に就任し、新体制が敷かれました。ただ、ジュリー氏はKing&Prince以下の若手グループと、なにわ男子などのジャニーズJr.にしか関心がないといいます。
また、滝沢氏もデビュー組ではSnow ManとSixTONES、そしてジャニーズアイランドの社長としてTravis Japan、美 少年、IMPACTorsといったJr.のプロデュース、売り出しが業務の中心ですからね」(レコード会社関係者)
ベテラングループはある程度安定していることもあり、放任状態だとも言われているという。
「ジュリー氏、滝沢氏としては若手を育成し、活動休止に入った嵐の代わる存在、“ポスト嵐”を生み出さなければいきません。状況を考えれば上層部が若手に目を向けていくのは仕方ないとも言えそうですが、ベテランとしてみたら、面白くはないでしょうね。そのため、今後は森田のようにベテランから退所者が出てくる可能性も高い。
ただ、SMAP、TOKIO、そしてV6まで消滅してしまうわけで、加えて今後、ジャニーズ帝国の繁栄を支えてきたベテランの退所が続けば、ジャニーズ事務所にい続けることに不安を覚える若手も出てくるでしょうね」(前同)
ジャニー氏が亡くなってから2年弱、スターグループの崩壊が止まらない。ジャニー氏が一代で築き上げたジャニーズ帝国はどうなっていくのだろうか――。