■「影響されることない」発言は残留宣言か、それとも……

 剛は2019年7月にジャニー氏が逝去した際、「あなたを愛しているという 変わらない毎日を大切に生きていくよ 愛しているよ ありがとう 宇宙一大好きだよ」と追悼コメントを出している。

 また、同月のソロライブでは「“ありがとう”言うて、おでこにチューしてきましたよ。初めて社長のおでこにチューしたわけなんですけれどもね」と、ジャニー氏の亡骸にキスをしたというエピソードも披露している。

「ただ、剛は、ジャニー氏がいたからこそジャニーズ事務所に留まっていたタレントの筆頭だったという報道もあります。11月1日にはV6が解散し、メンバーの森田剛(42)が退所しますが、森田に続くのがキンキの剛になる、ともささやかれています」(前出の芸能記者)

 キンキの2人は2020年12月の『週刊朝日』(朝日新聞出版)の表紙と独占インタビューに登場。

「ジャニーズ事務所のなかで新しい人生を選択する人も多い」と問われた際、剛は「無責任かもしれないけれど“そうか”ぐらいにしか受け止めていないです。その人の人生を第三者がどうこう言う次元の話ではないですし、僕が影響されることはない」と話していた。

「“影響されることはない”という言葉は、剛の“残留宣言”のようにも思えます。ただ、好きな音楽だけを仕事にしていきたいという思いもあるでしょう。そのため『週刊朝日』の剛のコメントは“退所することは自分にとってそれほど大きなことではない”という意味なのではないか、とも受け取れるんです」(芸能プロ関係者)

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