■誰が退所してもおかしくない状況

 ジュリー氏がデビュー時から見ていたTOKIO、嵐、関ジャニ∞はジュリー派の中心だと言われている。

「昔から目をかけていたTOKIO、嵐、関ジャニは事務所内で優遇されていたとされます。ただ、ジュリー氏は、今は社長という立場で、会社の今後を考えないといけないというのがあるのでしょうが、現在はベテラングループはほとんど見ておらず、King&Prince以下の若手にしか関心がないといいます。“自分たちを売ることを考えてくれない”と、ベテラン、中堅勢に不満が募っているといい、森田の退所意向がきっかけでしょうが、V6の解散は、そうした流れのことでもあります。

 退所者続出の背景には、ジャニー氏の死ももちろんですが、ジャニーズ事務所に公正取引委員会の注意が入ったことで、退所しても芸能活動を続けられるとなったことも間違く関係しているでしょう。

 ただ、やはりすべての発端はSMAPの追放だったのではないでしょうか。あの一件で、“ジャニーズにいても未来がない”とタレントに思わせてしまったのではないでしょうか」(前出の芸能プロ関係者)

 現在、退所説がささやかれているのがキンキの堂本剛だが、2020年3月の『FRIDAYデジタル』では、Hey!Say!JUMP知念侑李(27)も退所予備軍だと噂されていると報じている。

「また、一時期はSexy Zoneにも危機がささやかれていましたし、渋谷すばる(39)や錦戸が脱退した関ジャニも崩壊寸前だと報じられたこともありました。次に誰が退所するかは分かりませんが、森田に続く退所者は、今後も出てくるのは間違いないと言われていますよ」(前同)

 絶対的国民的グループ・SMAPの解散は、国民以上に、ジャニーズタレントの心境にも大きな変化をもたらしたようだ――。

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