■テレ東にも負ける『金スマ』

 中居が番組で語った理論は、アイドルは6年で、バラエティ番組は8年で“賞味期限”が来るというものだが、この“賞味期限”については、現在の中居自身が痛感しているかもしれない。

「中居さんがMCを務める番組はこのところ、あまり景気のいい話がない。日本テレビでは、2019年5月に『ナカイの窓』の後継として始まった『新・日本男児と中居』が3月をもって終了します。

 そして、TBSで放送されている『中居正広の金曜日のスマイルたちへ(金スマ)』も、最近は視聴率が低迷しているんですよね」(制作会社関係者)

 2001年10月に放送が始まり、もはや長寿番組となった『金スマ』だが、3月19日の放送では、「金スマ芸人アカデミー賞」と題した企画で、渡辺直美(33)や霜降り明星せいや(28)などが、TBSのドラマに出た際の裏側などを語った。その回の視聴率とは――。

「世帯で10%に大きく届かない7.0%、個人で4.0%でした。前時間帯の番組『ぴったんこカン・カン』のスペシャルが、世帯8.9%、個人5.1%を記録しているため、『金スマ』になって数字が落ちてしまっているんです。とはいえ、『ぴったんこカン・カン』も、かつてからは大きく数字を落としているんですが……。

 この日の『金スマ』の裏番組では、『第44回日本アカデミー賞授賞式』(日本テレビ系)が世帯11.7%、個人6.9%を記録していて、テレビ朝日系の『ミュージックステーション』の2時間スペシャルも世帯7.2%、個人4.7%。

 所ジョージさん(66)の『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!』(テレビ東京系)も世帯8.7%、個人4.9%という数字で、『金スマ』はなんとテレ東にも負けてしまっているんです」(前同)

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