■ケータイ料金の裏ワザ

 今やケータイは、電気などと並ぶ、生活必需品の一つと言えるだろう。そのケータイ業界にも、変革のときが訪れている。

「今年3月、ドコモ、au、ソフトバンクの携帯大手3社が、続々とケータイ料金の値下げをスタートしました。たとえば、若い世代をターゲットにした『ahamo』などの新プランを上手に使いこなすと、同じような使い方でも、月に4000円以上、安くなることがあります」(情報誌記者)

 しかし、数多くの料金プランやオプションがあり、電気・ガスと比べても、複雑怪奇なケータイの契約。そこで、前出の二宮氏に、月々のケータイ料金を安く抑えるための簡単なコツを伝授してもらった(以下、発言はすべて二宮氏)。

「もし、これからケータイを持つ人や、今はガラケーを使っている人は、これを機にスマホに挑戦してみてはいかがでしょうか。LINEなどの無料通話ができるアプリや、コンビニや飲食店で使える割引クーポンといった、情報やアイテムがたくさん得られて、生活の質が一気に向上します」

 初めて契約を行うときにも、大切なことがある。

「オススメは大手3社と、Y!モバイルやUQモバイルなど、店頭サービスがある会社です。格安プランの中には、インターネット契約のみの場合があり、よく分からないうちに割高なプランを契約してしまう可能性があるからです」

 だが、店頭でも、格安プランで呼び込んでおきながら、高額契約に誘導する詐欺まがいの事例も。そんな罠に落ちないために、「家族か、同年代の友人といった、周りのサポートを受けることが大切です。“今だけの期間限定価格”や、”このオプションサービスをつければ安心”といったセリフには要注意。必要ないサービスの契約を回避することが、節約につながります」

 すでにスマホを契約している人も、余計なオプションがついていないか、契約内容を確認してみよう。

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