■「三田アナは上級女子アナだから」

 フジテレビ社員といえば、かつては入社2~3年目で年収1000万円に達するとも言われ、業界でも突出した高給取りとして知られていた。

「ただここ数年、フジテレビは視聴率低迷が続き、広告収入も激減。社員の給料も他のキー局に比べてそれほどよくはなくなってきています。どうやら、今年で30歳になる永島優美アナ(29)の代ぐらいから給与体系が変わり、各段に悪くなっているというんです。

 とは言っても、一般企業に比べれば決して悪くはないのですが、『めざましテレビ』の井上アナ、『めざましどようび』の久慈アナなどで、年収600万円台と言われています。一方、給与体系が悪くなる前に入社した三田アナの年収は1000万円は軽く超えているでしょうね」(前出の制作会社関係者)

 そもそも三田アナの実家は東京を代表する老舗料亭で、父親は歌舞伎や演劇を上演する歴史ある劇場「明治座」の社長という、超セレブとして知られる。

「普通、一家で御用達の美容室なんてないですからね。さらに、三田アナの夫は外資系企業に務めるビジネスマン。彼の年収も数千万円は下らないでしょう。だからなのでしょうが、フジテレビ局内では“三田アナは上級女子アナだから”とやっかむ声もあるほどです。若手アナは給料が安く、強い不公平感があるというんです。

 加えて、今回のステマ疑惑が取り沙汰されたのは、フジテレビの女子アナがインスタのフォロワー数を増やすことに躍起になっているから、だとも言われています。実は数年前、フジテレビの不調が続く中、編成局の上層部が、“女子アナも個性を出していかないと。キャラ立ちが必要だ”と言い、“インスタグラムを始めましょう”という方策を出したというんです」(前同)

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