■若手女子アナのフォロワー数獲得の動きが異常過熱
フジテレビの女子アナの多くがインスタアカウントを持っており、井上アナのフォロワー数は17万人、三上アナで8万人弱、宮澤アナが12万人、三田アナは28万人弱、久慈アナに至っては44万人ものフォロワー数を誇っている。
「編成上層部としては、女子アナのフォロワー数が増えれば、彼女たちの出演番組の視聴率アップにつながると考えたようです。そのため、女子アナたちのフォロワー数獲得の動きも過熱。しかし、SNSのフォロワー数は、視聴率には直接つながらないことが明らかになったようです。それでも、いまだに女子アナたちはフォロワー数を増やそうと試行錯誤している。
ここ最近、多くのテレビ局では番組に対して女子アナの数が過剰になっている“女子アナ余り”の状態が続いていて、特にフジテレビでは仕事がない女子アナも少なくない。そんな中にあって、インスタのフォロワーを獲得することが、“自分の仕事が回ってくることにつながるのでは”と考える女子アナもいるそうです。
フォロワーの獲得に躍起になり、日々、インスタにアップできる写真がないか探している状況になっていて、放送前の番組の収録でも“これインスタに上げてもいいですか?”と言う女子アナもいるくらいなんです」(前出の制作会社関係者)
公式発表前の番組に関連する写真のアップなど、論外であることは誰が考えてもわかると思うのだが……。
「それぐらい、おかしなことになっているということですよね。フジテレビの若手女子アナの間では、インスタのフォロワー数が少ないことが“恥ずかしい”という意識すら生まれてきているといいます。
一方、三田アナもインスタをやってはいますが、彼女は『めざましテレビ』、『直撃LIVE グッディ!』などで経験を積み、実力が評価されて、夜の看板ニュース番組を任されるようになった。インスタのフォロワー数を気にしなくてもいい状況です。しかし、若手女子アナたちはインスタでフォロワー数を増やして、なんとか仕事を獲得したい、と焦りも出てきている。
女子アナといえば、髪の毛やネイルなど見た目も気にしないといけない。しかし、給与体系が変わってお金にそれほど余裕もない。今、若手の女子アナは、実家から通っている人も少なくありません。そんな中、無料で美容室、ネイル、ジムに通えるとなったら、飛びつく女子アナが出てくるのもわからない話でもない。もちろん、ステマを行っているように見られるのは、脇が甘いとしか言いようがありませんが。
ただ、今回のステマ疑惑は、“上級女子アナ”とも言われる三田アナとの収入面の大きな差、そして彼女へのやっかみ、若手女子アナが感じている不公平感から生じた問題と言えるのかもしれません」(前同)
今回のステマ騒動で、三田アナと若手アナの溝はさらに深まってしまうのかもしれない――。