■歴史マニアも絶賛

 そして第1位は、2020年の長谷川博己主演『麒麟がくる』。

明智光秀の生涯を描いた『麒麟がくる』だが、従来とは異なる解釈で戦国時代を描き、光秀の生い立ちにスポットを当て、織田信長や徳川家康らの蠢動から活躍までを見せた群像劇。コロナ禍で放送が一時休止され、年をまたいで放送されるなど、異例の大河となった。全編の平均視聴率は14.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、『真田丸』以来の高水準を記録した。

『麒麟がくる』には、「長谷川博己が好きだったのと、地元が舞台だった」(45歳/女性/学生・フリーター)、「裏切り者のイメージがかなり変わった。川口春奈もかわいかった」(20歳/男性/学生・フリーター)、「今井翼が出ていたから」(51歳/女性/主婦)、「岡村隆史さんが好きだから」(38歳/男性/コンピュータ関連技術職)などキャスティングを挙げる人や、「最初から話を見ていなくても引き込まれるし、みんなの演技に迫力があって素晴らしかった。歴史の勉強になって良かった」(22歳/男性/学生・フリーター)、「明智光秀の新たな一面が見られて面白かった」(34歳/女性/主婦)、「石田三成の描き方が面白かった。切ない本能寺の変だった」(57歳/男性/研究・開発)、「織田信長と明智光秀の人物造形がユニークで感動的だった」(52歳/男性/公務員)など、歴史マニアからの称賛の声も多かった。

 上位に三谷脚本の作品が2本もランクインと、『鎌倉殿の13人』への期待も高まる。現在放送中の『青天を衝け』は、これからますます激動の展開を迎える。吉沢演じる渋沢栄一の活躍にも注目だ。

●一番好きな大河ドラマランキング
第1位:『麒麟がくる』主演:長谷川博己(2020年)
第2位:『新選組!』主演:香取慎吾 (2004年)、『龍馬伝』 主演:福山雅治 (2010年)
第4位:『真田丸』主演:堺雅人(2016年)
第5位:『篤姫』主演:宮崎あおい(2008年)
第6位:『利家とまつ~加賀百万石物語~』主演:唐沢寿明松嶋菜々子(2002年)
第7位:『西郷どん』主演: 鈴木亮平(2018年)
第8位:『軍師官兵衛』主演:岡田准一(2014年)
第9位:『風林火山』主演:内野聖陽(2007年)、『八重の桜』主演:綾瀬はるか(2013年)

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