■麒麟・川島のメンタルはボロボロ!?

 一方、同時間帯で最も視聴率が高い、羽鳥慎一(50)がMCを務める『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)の4月20日の世帯視聴率は『ラヴィット!』の約10倍となる10.0%、個人視聴率は5.2%と好調を維持している。

「2桁とっている番組がある中、『ラヴィット!』はもうすぐ小数点以下。“日本でいちばん明るい朝番組”を謳っているだけあり、川島さんは毎日明るく番組を進行していますが、間違いなくメンタルにきていると思われます。

 番組では連日のようにグルメランキングや街ブラ、美容やファッションアイテムを紹介していますが、同じような内容ばかり。それに対し、川島さんは“なるほど”といったように、毎回新鮮なリアクションをしなければならない。加えて前代未聞の超低視聴率に苦しんでいる。そんな極めて過酷な番組で責任あるMCを務めているわけです。冗談抜きで、川島さんが休養に入る可能性もありえるのでは、と心配の声も上がっているほどです」(前出の制作会社関係者)

 そんな『ラヴィット!』を横目に、羽鳥の『モーニングショー』はシニア層を中心に高い支持を集めている。

「13~49歳の“コア層”と呼ばれる若年層の個人視聴率は正直よくありませんが、シニア層の数字をしっかりとっていく戦略なのでしょう。好調の『モーニングショー』と絶不調の『ラヴィット!』には大きく異なる点があります。それは『モーニングショー』は、冒頭の15分を“あえて捨てている”ことです」(民放キー局ディレクター)

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