■厳しい声が上がった2作品
俳優としても充分なキャリアを残しているように思える櫻井だが、すべてが名演ともいかないようだ。
「櫻井が演技面でかなり酷評されてしまったものがあります。1つは2009年3月に公開された実写映画『ヤッターマン』でのヤッターマン1号・高田ガン役。
全編通じてコメディ要素の強い『ヤッターマン』ではありますが、櫻井の演技は素の生真面目さが出すぎていて、戦闘シーン以外は馬鹿っぽさに物足りなさがありますし、セリフの抑揚も少ない。そのせいか映画を鑑賞した人からは“櫻井くん、演技、大丈夫なのかな??”との声も上がっています。
何より、櫻井は主人公であるにもかかわらず、深田恭子(38)演じる敵のドロンジョ様に存在感で大負けしていて、まったく記憶に残らないんですよね」(エンタメ誌ライター)
もうひとつは2011年10月期にドラマが放送され、2013年8月に映画も公開された『謎解きはディナーのあとで』。北川景子(34)演じるヒロインの宝生麗子を支える、執事の影山役を櫻井は務めた。