本来であれば、華やかで誰もが憧れるセンターという立ち位置のはずだが、生駒の認識はそれとは違っていた。そこにセンターというポジションの重みが凝縮されている。

 6thシングル『ガールズルール』の選抜発表にて、初めてセンターから外れた際には涙を流し倒れ込んだ。しかし、センターを外れたことでこれまで抱えていた大きな重圧から開放され、自分らしく活動することができるようになったということを、後に発言している。

 再びセンターに選ばれた12thシングル『太陽ノック』では気負っている姿はなく清々しい表情でそれも力強い眼差しで前を見据える彼女の姿があった。

 乃木坂46が人気を高めていった2014年以降で生駒がセンターを務めたのはこのシングルのみとなっているが、むしろその後の生駒は以前にもまして存在感を発揮していたように思う。生駒が新たに見つけ出したポジションは乃木坂46にとって大きな役割を担っていた。

アイドルセンター論

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