■30年かけても年間2500万円!

「芸能人が不祥事を起こした際は、よく高額な違約金のことも報じられますが、7億5000万円とはなかなか聞かない額ですよね。2019年に違法薬物で逮捕された沢尻エリカ(34)が5億円、2020年に唐田えりか(23)との3年不倫が発覚した東出昌大(33)が2億円と報じられました。

 とても伊藤1人だけでは払い切れる額ではないので、所属事務所が違約金を立て替えることになったといいます。ただ、当然ですが、立て替えてもらう以上、伊藤は事務所に返済を続けなければなりません」(前同)

 伊藤が背負う7億5000万円という途方もない金額。とても実感がつかめない金額だが、2018年3月放送の『明石家さんまのコンプレッくすっ杯』(テレビ朝日系)で、俳優の黒沢年雄(77)が過去に借金8億円を抱えた際、「金利だけで毎月500万円支払っていた」「元金減らすには年間6000万円以上稼がないといけない」という状況に陥ったと語っていた。

「事務所に立て替えてもらっているとしたら、伊藤は金利の恐怖にさらされることはないでしょう。ただ、元金が7億5000万円ですから、仮に30年かけて返すとしても年間で2500万円、月々でも約208万円は支払わなければなりません。

 伊藤としては一刻も早く事務所への借金を返すためにも、仕事を早く再開したいといいます。そのためにも、まずは不起訴を勝ち取りたかった。伊藤は事件も一区切りとなったことで、もう再開に向けて動きだすようで、来週には週刊誌で“禊インタビュー”が掲載されるという話ですよ」(前出の芸能プロ関係者)

 今後、伊藤を待つ地獄の返済生活。30年払いだとすれば、完済のとき、伊藤は53歳になっている。お金に苦しむことなく安心して暮らせる日は、ずっと先のことになりそうだ――。

(2021年3月27日公開)

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