■ジャニーズタレントも大量流出
佐藤や神木、ワンオクのみならず、ここ最近はタレントが大手芸能事務所から独立するケースが増えてきている。
業界最大手のジャニーズ事務所からも元関ジャニ∞の錦戸亮(36)、元SMAPの中居正広(48)、元NEWSの手越祐也(33)、山下智久(35)、少年隊の錦織一清(55)と植草克秀(54)が退所。3月末をもってTOKIOの長瀬智也(43)が、さらに11月1日にはV6の森田剛(42)が退所することも明らかになっている。
「そして佐藤と神木、ワンオクも独立したわけですが、関係者の間では佐藤がこういった“独立組”の中心的存在になっていると言われているんです」(前出の芸能プロ関係者)
佐藤といえば、ドラマ『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)や映画『るろうに剣心』シリーズなど、数々のヒット作に出演し、影響力の大きい俳優として知られている。それだけでなく、お笑い業界では千鳥のノブ(41)とは家族ぐるみのつき合いがあり、高校の先輩である社会学者の古市憲寿氏(36)とは公私ともに懇意にしている。
佐藤は、その古市氏とともに、副総理兼財務大臣の麻生太郎氏(80)の甥にあたる麻生巌氏の誕生パーティに参加したと、2020年8月の『女性セブン』(小学館)では報じられている。
「芸能界のみならず、文化人や政財界にも人脈があるとされています。そんな佐藤に、所属事務所からの独立を考えている芸能人がアドバイスを仰いでいる、とささやかれているんです。
佐藤自身は時間をかけて、アミューズ上層部と交渉し、今回、見事円満退社したわけですからね。そのノウハウを知りたいというタレントも少なくないようで、独立について相談を持ち掛けられることも多いといいます。タレント同士は事務所の垣根を超えた横のつながりがありますからね」(前出の芸能プロ関係者)