■芸にストイックなヒガシ、レースに没頭のマッチ

 東山から近藤への痛烈な批判には、さまざまな思いが込められているようだ。

 ワイドショー関係者は、

「東山さんは40年近く近藤さんの背中を見続けてきました。番組を通じて、厳しい言葉を投げたのには、いろいろと理由があるようなんです」

 と話し、こう続ける。

「東山さんは、ジャニーズでも随一のストイックさで知られています。最近でも昨年12月から今年1月31日まで上演された舞台『チョコレートドーナツ』で、東山さんはドラァグクイーン役を演じ、54歳ながらダンスと歌も披露しています。さらに、4月9日発売の『FRIDAY』(講談社)では、骨折しているにもかかわらずジムにサボらず通っている姿を報じられています。

 一方の近藤さんは、ここ20年くらいは芸能活動よりもレースに力を入れているような状態。5月5日付の『NEWSポストセブン』では4月にシーズンが開幕し、このまま謹慎が解けないと自身が監督を務めるレーシングチームに影響が出かねないといった事情も、大型連休中の退所発表につながったと伝えています。

 5月1日付の『スポニチアネックス』でも、近藤さんが監督に復帰する準備を進めている段階と報じているように、ジャニーズを辞めた今、彼の頭の中はレースのことで一杯のようです。今後の芸能活動も、熱心に応援してくれるファンのためのもの程度にとどまる、と言われています。

 東山さんは、そんな芸能活動に身が入っていない近藤さんでも先輩ということで立て続けてきたわけです。それが、これまで散々お世話になってきた芸能マスコミ関係者、そして何よりファンへの公の場での直接のメッセージなしに、あまりにもあっさり近藤さんが退所したわけで、当然、残念という思いと、怒りがあったでしょうね」

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