■「辞めるの遅すぎるよね、みんな」と語った田原

 東山の口からたびたび名前が出る田原は、60歳になっても現役のエンターテイナー。緊急事態宣言の影響で開催見合わせとなってしまったものの、4月25日にも東京国際フォーラムホールでのコンサートが予定されていた。

「田原さんは、独立後テレビに出られない時期も地道にコンサート活動は続けていて、60歳になった今でもダンスはキレキレ。当時と同じ振り付けて、エンターテイナーとしての道を極め続けています。その姿勢を東山さんもリスペクトしているのでしょう」(前出のワイドショー関係者)

 田原は、2020年12月13日付の『文春オンライン』のインタビューで、近年相次ぐジャニーズ事務所からの退所者について、「辞めるの遅すぎるよね、みんな」とし、「まあ身動きが取れなかったんだろうけど、それでも30歳を超えれば、1人で歩きたいなって思うのが普通だよ」と語っている。

「田原のインタビューでの発言から考えると、近藤の退所は“26年遅かった”ということになりますね。田原は33歳で一大決心をしてジャニーズを飛び出して、これまでずっと自分一人の力で勝負を続けてきた。一方の近藤は、大きな傘に守られながら、芸能活動よりもレースに没頭してきた。

 同じ道を歩めなかったとはいえ、東山は孤高のプロフェッショナルとして戦い続ける田原の姿を見続けて、刺激を受けてきたのではないでしょうか」(前出の女性誌記者)

 5月2日の『サンデーLIVE!!』での、あまりにも厳しい近藤への言葉には、東山のこうしたさまざまな思いが交錯していたのかもしれない。

 一番歳が近い後輩に「薄っぺらい」と一刀両断された近藤。今後、ジャニーズという大きなバックを失った彼が、東山からかけられた言葉を見返すような活躍をできるだろうか――。

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