■芸能界からも相次ぐ逮捕者

「長崎大では昨年1月、男子学生が大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕されたほか、その後も別の男子学生が他人に乾燥大麻を売ったとして同法違反(譲り渡し)容疑で逮捕されていますが、12月2日の『西日本新聞』によると、長崎大の学生9000人にアンケートを行った結果、9割近くは大麻に反対していたものの、“合法化されていないのがおかしい”“大麻使用を誘われたことがある”という答えもあったそうです、これは本当に社会問題ですよ」(前出のスポーツ紙記者)

 大麻は、ほかの薬物と比べるとどこかカジュアルで、お手軽な印象を与えているのでは、という指摘もある。海外ではカナダや米国一部の州で合法化が進んでいる背景もあり、アーティストやタレントが逮捕される例も続いているのも、大麻の乱用に拍車をかけている印象だ。

「元ジャニーズのKAT-TUN田中聖(35)は17年、田口淳之介(35)は19年にそれぞれ逮捕されているし、最近では3人組ラップグループ『舐達麻』のうちG-PLANTS(33)とDELTA9KID(32)の2人が、今年4月に逮捕されました。このグループに至っては、以前から大麻常用を連想させる歌詞も披露していて、ネットでは“やっぱり”という声が多かったですね」(前同)

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