■麒麟・川島には他にも短命番組が……
拡大版や特番で放送回数が著しく減り、短命に終わった番組といえば『BACK TO SCHOOL!』(フジテレビ系)もその1つだろう。
同番組は2019年10月から2020年3月までの5か月間放送されたが、別番組の拡大版や特番などが差し込まれ、放送回数は1クール分にも満たない全11回で終了してしまった。
「番組は“学生時代にやり残してしまった”という後悔の気持ちを抱きながら大人になってしまった芸能人が、数日間だけ学校に戻る“数日間の物語”に密着した青春ドキュメントバラエティを謳い、MCを風間俊介さん(37)と麒麟の川島さんが務めました。
奇しくも、川島さんは『ラヴィット!』だけでなく『BACK TO SCHOOL!』でも苦汁をなめているんですよね……」(前出の放送作家)
他にも、南海キャンディーズの山里亮太(44)がMCを務め、日本在住の外国人が「日本で一番素晴らしい」と感じた日本製品を母国に持ち帰るという内容の『メイドインジャパン!』(TBS系)は、2019年4月から2020年3月まで1年間続いたが、放送回数はわずか15回。そんな番組もある。
さらにオードリーの若林正恭(42)とKAT-TUNの中丸雄一(37)がMCを務めた『世界ルーツ探検隊』(テレビ朝日系)は、2017年5月から同年8月までと、3か月の超短命で終了している。
「日常生活にある身近なモノのルーツを探るため、“ルーツ探検隊”が世界各国を訪問してそのモノのルーツに迫るという番組でしたが、こちらもやはり視聴率が振るわず、別番組の拡大版や特番が差し込まれて終わっています。
ただその後、若林さんは『激レアさんを連れてきた。』を、中丸さんも『家事ヤロウ!!!』を同じテレビ朝日で担当。2番組とも大ヒットしていますよね。
仮に『ラヴィット!』が終わるにしても、川島さんの奮闘は高く評価されていて、誰も彼が悪いとは思っていない。そういう意味では、『ラヴィット!』が終了となっても、川島さんのタレントとしての価値が損なわれることはなさそうです。ただ、本当に半年で終われば、本人のショックは大きそうですが……」(前出の放送作家)
『ラヴィット!』はこのまま低空飛行を続け、短命番組に仲間入りしてしまうのか!?