■永瀬廉に恋する幼なじみも登場!
もし、亮がモネのことを好きな場合、姉と妹と亮をめぐる三角関係が発生してしまう。大学受験をことごとく失敗し、将来の目標を持てなかったモネは、水産業の研究者を目指すという夢をしっかり持っている未知にコンプレックスを持っているようだ。
しかし未知の想いが通じず、亮がモネを好きになってしまったら、今度は未知がモネにコンプレックスどころか、嫉妬心を抱いて闇落ちすることは確実。さわやかな海や山の風景に似合わない、薄暗い感情が渦巻く恋のバトルが展開するかもしれない。
これまで、『カーネーション』や『スカーレット』、『おちょやん』など、不倫や離婚など、男と女の複雑な関係を描いた朝ドラはあったが、姉妹で対決するのは珍しい。
第3週の予告動画によると、モネは祖母の雅代(竹下景子/67)の初盆に合わせて気仙沼の実家へ帰省し、亮をはじめ、仲の良かった幼なじみと久しぶりに再会する。そこで、モネと保育園から一緒で、一番の幼なじみの野村明日美(恒松祐里/22)が登場。
明日美が亮に「振り回され続けて18年!」と、物心ついたときから亮を思い続けているが、振り向いてもらえないと訴え、モネが「最悪!」とあきれるシーンがあり、どうやら三角関係どころではない様子。
また、登米の診療所の若き医師・菅波光太郎(坂口健太郎/29)の存在も気になるところで、今のところ、モネの恋の相手の第一候補と思われる。今後、登米の山と気仙沼の海を舞台に、モネをめぐる恋模様は複雑にもつれるかもしれない。
ただし、『おかえりモネ』の物語の本筋は、主人公が気象予報士を目指すストーリー。ほかの朝ドラのヒロインのように、仕事と結婚を両立させるのではなく、同じ東北を舞台にした『あまちゃん』のように、恋模様はドラマのスパイス程度になる可能性もある。(ドラマライター/ヤマカワ)