ＮＨＫ連続テレビ小説『おかえりモネ』（ＮＨＫ総合ほか）がスタートした。宮城県の海と山を舞台にしたロケーションが美しく、主人公の永浦百音（清原果耶／１９）の真面目で素直で少々うぶなところが可愛らしく、応援したいと素直に思える成長物語だ。
ＮＨＫ連続テレビ小説といえば歴史ある帯ドラマ枠である。出演が決まれば俳優としてのステータスが格段に上がる日本ドラマの代表格で、主人公の生き方をクローズアップして取り巻く家族や仕事で出会う人々を描いたホームドラマが日本中で見られる。これにＫｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅの永瀬廉（２２）が出演するとうことで、大きな話題になっている。
■永瀬廉は静かに努力をし成し遂げる人だ
永瀬自身が、『おかえりモネ』の及川亮役については、オーディションを受けて決定したと公表している。オーディションを受けていたのは２０１９年の冬、帝国劇場でＫｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅの平野紫耀（２４）、高橋海人（２２）とともに主演舞台に出演していた時期だ。
この舞台は２０１９年１２月から約２か月のスケジュールで、一日２回の公演日もあった。その傍らで、アカデミー賞新人俳優賞を受賞した主演作品『弱虫ペダル』のために楽屋に自転車を持ち込んで練習を重ね、スケジュールの空いた日には自転車チームの練習に参加していたという。
ハードな日々を送っていた中で忘れてはならないのが、現役大学生でありながらこれらの仕事をこなしていたことだ。これは並大抵ではない忙しさだったことだろう、当時の一番の目標は「卒業」と雑誌インタビューに答えている。芸能活動と学業を両立させる努力の人なのだ。
