■ドンファンの遺産7億円も神宮寺のストーカー費用に……
2019年5月、ヘイセイは2007年のデビュー以来続けてきたアリーナ会場でのコンサートツアーの開催を見送ることを発表。
ヘイセイがコンサート会場のある地方に移動する際、新幹線のホームにファンが殺到し、発車が遅れてしまうケースがあった。また、移動中のメンバーを追いかけ回すなど、一部ファンのマナーの悪さが問題視されたことで、2019年のコンサートツアー中止になってしまったのだ。
「それだけ過激なファンが多いということですよね。『女性自身』の記事には、関ジャニとヘイセイメンバーの送迎車からGPSが発見されたとあるだけで、大倉や山田の送迎車かどうかは明らかになっていません。ただ、彼らには常にそういったヤラカシの監視の目が光っているということですよね……」(前出の夕刊紙記者)
3月5日、28歳の会社員の女性がストーカー規制法違反の疑いで逮捕された。
「女性はヘイセイの中島裕翔(27)のファンで、今回の逮捕が2回目。ファンの間でも有名なヤラカシだったといいます。
あまりにも行き過ぎたヤラカシたちの犯罪行為。ブログで心情を吐露した大倉の気持ちも理解できますし、須藤被告によってバイクにGPSが取りつけられたのかもしれない神宮寺が感じた恐怖も、相当なものだったでしょうね」(前同)
“紀州のドンファン”こと野崎氏には13億円強の遺産があるとされる。民法では、配偶者は法定相続人として4分の3を相続できる。野崎氏は「全財産を田辺市にキフする」と手書きされた遺言書を残しているが、この遺言が有効であっても、妻である須藤被告には「遺留分」と呼ばれる額の相続が認められている。
「遺留分は遺産の半分、つまり須藤被告は約7億円もの大金を手に入れる権利を有していたわけです。須藤被告の容疑が確定した場合、遺産は相続できなくなりますが、もし早々に相続していれば、その7億円も神宮寺のストーカー行為に充てていたのではないでしょうか」(同)
いつの間にか、ストーカーが自分の隣人になっていたという神宮寺。その恐怖は計り知れない――。