■「アイドルの常識」を覆した繋がりもある
中居をよく知る勝俣州和(56)は昨年10月6日にYouTubeチャンネル『勝俣かっちゃんねる』で、「後輩たちにも抜かれていく姿を見た時に、戦略として中居正広が考えた1つだと思う」「虚像だけで作ってる王子様だけのイメージだったら、とっくに沈没してる」と、中居について推察していた。
「BTSも満足にテレビに出られず、YouTubeやブログで発信を続けていました。“本当の自分を見つけられなくてつらい“という弱音も漏らすことがありました。KーPOPアイドルとしては異例でしたが、こういう部分がSNSで拡散され、若者から共感を呼んだことが、現在の人気に繋がっています」(前出の専門誌記者)
SMAPも、テレビにこそ出ていたものの、本来主戦場のはずだった歌番組がほとんど終了してしまい、世間的に「アイドル」が低迷期を迎えていた時期のデビューだった。そのため、これまでのアイドルでとは一線を画したコント番組などに果敢に挑み、現在の人気を獲得するに至った。「従来のアイドル像」を覆したという意味でも似ているかもしれない。
「“歌番組”や“アイドル”文化がバブル崩壊の影響もあって下火にあって、地方コンサートで客がまばらだったり、それまでジャニーズユニットは1位が定位置だったデビュー曲の売上がオリコン週間チャートで2位止まりだったりと、当時はあまり期待されていなかった、という点も共通していますね」(前同)
もはや韓国だけでなく世界レベルの存在となりつつあるBTS。これから、さらなる成長を遂げるに違いない!