■最終回を前に盛り上がりを見せるが

 そして、あいこが「意味は私たちが作りませんか?」と提案すると、刈部はやわらかな笑顔を浮かべ、今度は自分からあいこにキス。身長186センチの鈴木と158センチの吉岡の、身長差28センチのキスが10秒以上続いた。

 これを見ていた視聴者は、ツイッター上で「鈴木亮平さんのキスがヤバイ。あの顔で迫られたら気絶する」「恋愛に不器用なはずなのに、いきなり恋愛上級者? と疑わざるを得ない激甘の優しいキス持ってくるのにやられた」などと盛り上がっていた。

 しかし、今回の平均世帯視聴率は5.4%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)で、初回から6.5%、5.1%、4.8%、5.7%、5.6%、5.0%、5.0%、5.2%と、今期ゴールデン枠のドラマの中で、最低空飛行の苦戦続きだ。

 刈部があいこに“疑似恋愛のミッション”を依頼するという、トリッキーな設定が視聴者に受け入れらなかったのか、初回途中から離脱者が続出。吉岡のコメディエンヌとしての頑張りが、空回りしたことは残念だ。

 かわいらしいルックスと抜群のスタイルにもかかわらず、吉岡には“あざとい”などとアンチな声が多く、女性が「キライな女優」の代表格のように扱われている。それが出演ドラマの視聴率にも影響しているようだ。

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