■尊敬する先輩の活動休止と「アイドルの限界」
そんな知念は、2021年から芸能活動を休止している嵐の大野智(40)の大ファンでもある。
「知念さんは大野さんに憧れてジャニーズ事務所に入所したというほどの大ファン。その心酔ぶりはたいへんなもので、2017年7月に公開された映画『忍びの国』の初日舞台挨拶で、知念さんは大野さんとの初共演が叶ったことについて、“デビューよりも、この仕事が決まったときがうれしかったぐらい”とまで話していました。
ただ、それほど心を寄せていた大野さんは現在、芸能活動を停止。知念さんも少なからず影響を受けている可能性は高いでしょうね」(前出のワイドショー関係者)
知念に絡みつく「退所説」――。それは、ジャニーズを辞めていった、また、これから辞めるタレントの思いと共通するものなのかもしれない。
3月23日発売の『女性自身』(光文社)では、11月1日をもっとグループ解散、退所を発表した森田剛(42)が、駅でファンからサインを求められた際、「もういいでしょ」と話していたと報じている。
「森田さんが言った言葉は、“アイドルとして追いかけ回すのはもういいでしょ”との意味が込められていたのでは、と『女性自身』は報じていました。近年、ジャニーズを退所した長瀬さんや元関ジャニ∞の錦戸亮さん(36)しかり、みんな“アイドルの限界”というのを口にしています。
大野さんの活動休止もアイドルの限界を感じたとも言えそうですよね。知念さんもこうした先輩たちの姿を見て、考えるところはあるのかもしれません」(前同)
5月12日発売の雑誌『BAILA』(集英社)のインタビューで知念は、「昨年の11月に27歳になり、アイドルとしてというよりも、知念侑李としてのこの先の人生をふと考えてみたんです。“どうしてこの仕事をやっているんだろう?”と、問い直した答えは、“自分が楽しいと思えること、やりたいエンターテインメントがそこにあるから”でした。だからこの場所にいるんだと、深く納得できました」と語っている。
「知念さんはまだ27歳で若いとはいえ、デビューしてから14年も経ちますし、キャリアは十分。今はグループでの活動に納得していても、人生を見つめ直す中で、アイドルから早めに別の道に舵を切る方向というのも、1つの選択肢として持ち続けているかもしれませんね……」(同)
知念が大きな決断を下すときが来てしまうのだろうか――。