■最終回は鈴木亮平が激変?
また、金條可憐を演じる木南晴夏(35)が中盤からグッと出番が増えたのも、ドラマが盛り上がる要因に。2人の仲を邪魔するかと思いきや、理解者となり、見守る展開にホッとした。彼女の気の良い世話焼き感は本当に唯一無二。あいこのストーカーだった早瀬(竜星涼/28)とのコンビも楽しく、最後はカップルになってくれないかと願っている。
6月10日放送の第10話では、刈部が漫画を描けなくなり、11年の連載で初めて原稿を落とすという衝撃展開。同業者だからこそ心配する可憐の「読者は待ってくれない」「まりあ先生を返してちょうだい」というセリフは切なかった。
が、これを受けSNSでは「大丈夫だよ、読者は待つよ」という温かな書き込みが多く流れた。「私もまだNANAの続きを待ってる」「私もHUNTER×HUNTER待ってる」と、休載中のお気に入りマンガと照らし合わせるコメントも……。
回を増すごとに「現実離れ」が薄まって、妙に親近感を覚えるようになった『レンアイ漫画家』。最終回も楽しみだ。が、予告を見ると、刈部がなんとリア充パリピ化するらしい。予想のナナメ上を行く展開だが、どう間違ってもアンハッピーエンドはないはず! あいこ、カムバック!(田中稲)