■父・木村拓哉の海外ドラマとKoki,映画が“バッティング”の危機!

 現場で巻き起こった混乱とはいったい――。

「6月15日の夕方に『文春オンライン』がスクープとして記事を配信し、それが6月17日発売の『週刊文春』(文藝春秋)でさらに詳細が報じられました。映画製作サイドとしては当然、『文春オンライン』で第一報が出る前に公式情報を出したかったでしょう。しかし先に出てしまった。ですので、『文春オンライン』後、なるべく早く公式発表をしたいところだったでしょう。

 実際、15日には映画の宣伝会社にも動きがあり、すぐさま公式発表に踏み切りたいと考えていたようです。ただ、それは許されなかった。なぜなら、16日朝には、Koki,の父親である木村拓哉が海外ドラマに出演することが発表されましたからね」(前出の芸能プロ関係者)

 6月16日、木村が海外ドラマ『THE SWARM(ザ・スウォーム)』に出演することが明らかになった。

 制作総指揮を手掛けるのは、2011年4月から2019年5月にかけて米・HBOで放送され、全世界でヒットしたドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のプロデューサーの1人で、エミー賞受賞歴もあるフランク・ドルジャー。

 2022年の世界同時放送・配信を目指して制作され、撮影は9月にイタリアで行われる。報道によると、木村は7月から渡航し、プロジェクトに参加することになるという。

「本来であれば『文春オンライン』の記事が出てすぐ、翌16日の早朝にもKoki,の主演映画の情報解禁をしたかったはずです。しかし、父親の木村の海外ドラマの出演という“別件”があったため、“そのタイミングはマズい”となったそうです。もともと6月16日朝に出る予定が組まれていた木村の海外ドラマ出演のニュースが大きく扱われないといけませんからね。

 そのため、映画『牛首村』が遠慮する形となり、Koki,の主演映画の情報は6月16日の早朝ではなく、木村の海外ドラマの情報解禁から遅れること半日、その日の18時という、他のニュースに埋もれてしまうような時間に解禁されたといいます」(前同)

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