■コピー問題が起きたのも必然だった!?
制作会社AがTBSで手掛けていた番組にも、ある問題が指摘されたことがあったという。
「すでに終了した番組ですが、AはTBSであるバラエティ番組を制作していました。Aが担当したのは、日本で仕事をしている外国人女性が、故郷で暮らす家族のために、日本人の技術で家をリフォームしてあげるという放送内容でした。
ただ、その女性と、家族として登場した女性が、実は赤の他人なのでは、という疑惑がささやかれたんです。番組内容を不自然に感じた週刊誌が動き、裏取り取材を行ったという話が当時はありました」(前出の放送作家)
TBSでは2019年にバナナマンがMCを務めていた『消えた天才』や、ダウンタウンの松本人志(57)とバナナマンの設楽統(48)、小池栄子(40)がMCを務めていた『クレイジージャーニー』でヤラセ問題が指摘され、これを機に他の番組にもヤラセがないが、全面的なチェックをするような体制になったという。
「そのチェックに引っかかったとされるのが、そのバラエティ番組だったんです。当時も“これはアウトじゃないの?”という話になったそうですが、この番組がひっそりと終了したのも、やはり何かしら問題があったからではないかと。
その制作の一端を担っていたのがAなわけですが、今回の『THE空中サバイバル』のコピー騒動は、さまざまなところで騒動があった会社、人物が関わり、点と線がつながって起きた――ある意味で必然だったのでは、とも関係者の間では言われていますね……」(前同)
今後も、パクリを超えたコピー問題が再発する可能性もあるのか――。テレビ局の対応が注目される。