■会場での酒提供に批判殺到!「国民を舐めすぎだろう」

 6月22日の『モーニングショー』では、東京五輪・パラリンピック組織委員会が、会場で観客への酒類の販売を認める方向で調整していることを報じた。

 これにコメンテーターでテレビ朝日局員の玉川徹氏(58)は「本当にやるの? 本当にやるのこれ」と唖然とした様子で、「直行直帰で寄っていけないところは、お酒を出すところなんでしょ。お店に関しては“お酒を出すな”って言っているんでしょ。オリンピックが開かれる東京だけど、会場の中はお酒OKって」とコメント。

 さらに「これ、居酒屋とかバーの人が聞いたら激怒じゃないですか。矛盾してますよ、論理が」と呆れつつ語る場面があった。

「そもそも、本来は開催の是非が問われていたにもかかわらず、無観客での開催が決まったかと思いきや、会場の収容定員の50%以内、1万人を上限に観客を入れることが決まり、さらに会場でお酒の販売もする方針が示されたわけですからね。飲食店関係者が怒りを抱くのは当然ですし、玉川さんじゃなくても呆れてしまうような話ですよね」(スポーツ紙記者)

 会場での酒の販売について、ネットには「会場内で酒類販売など、感染対策上最もやってはいけないのに、それが分かっていない組織委員会には、怒りを通り越して呆れるしかない」「なし崩しでどこまで行こうとしているのか、国民を舐めすぎだろう。開催の有無から始まって、観客の有無そして数、果てにお酒の提供って」といった声が上がっている。

「ただ、懸念されるのはそんなことを言っている玉川さんが、いざ大会が始まったら、開会式や閉会式の演出について“素晴らしいですね。感動しました”とコメントを出すと“ダブルスタンダードだ!”と指摘されてしまいかねない。

『モーニングショー』をはじめ、五輪開催に反対している論調の番組でも、五輪の各競技の結果や経過について取り扱わざるを得ないでしょう。また、好成績を残した選手の人となりや生い立ち、インタビューなど、特集を組んだりもするはずです」(前同)

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