■“なし崩し強行開催”の菅首相を名指し批判
5月31日の『モーニングショー』で、玉川氏は「一番問題だと思うのは、日本のトップの菅総理が正面から国民の疑問に答えていないということなんですよね」と菅義偉首相(72)を名指しで批判。
さらに「どうしても政府としてオリンピックを開催したいのであれば、国民にそれを納得してもらうという過程が必用だと思うんです。だって国民がいくら反対していても開催するという話ではないでしょ」と疑問を呈した。
また、「国内でも海外でも、このパンデミック下で、さらに感染者が増えているという状況の中で、なぜオリンピックを開催するのかという疑問が解消できていない。だから世界中から疑問の声が上がるし、国民の中でも多くの人が今年中は厳しいと考える」とし「もしも政府の中に十分に納得できる理由があるのであれば、それをきちんと伝えるべきだと思いますよ。納得できれば国民だって協力するだろうし」と語った。
しかし、最後には「でも、むしろないんだろうなと。我々を納得させられる理由がないから、あんな逃げ方をしているんだろうなって映っていますよ」と再び菅首相批判を展開した。
「これまで疑問を呈してきた玉川さんが、なし崩し的に強行開催される五輪の大会期間中にどのようなコメントをするのか。『モーニングショー』でも従来通り、“メダリストの素顔”に迫るような企画をやるのか、すごく難しいところにありますよね。
ただ、そのときに玉川さんが“僕は出ません”や“僕はコメントしません”ということができれば別でしょうが、難しいでしょう。それぐらいしたほうが筋が通っているとは思いますが。当然、『モーニングショー』だけでなく、テレビ各局がどのようなスタンスをとるのか気になるところです。すでに“矛盾している”という批判が殺到しているわけですからね」(前出のスポーツ紙記者)
五輪開催中、舌鋒鋭い玉川氏からどのようなコメントが飛び出すのだろうか――?