■視聴率は上々でもちらつく名作の影

 岸の好演もあってか、1話は世帯視聴率が13.4%、個人視聴率が7.7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ=以下同)となり、好スタートを切れた。

「上々の立ち上がりを見せた『ナイト・ドクター』は、ツイッターでもトレンド入りしてSNSでも話題になりました。ただ、『ナイト・ドクター』が注目を集めたと同時に、ツイッタートレンドでは、同じフジテレビ系で放送されていた『コード・ブルー』もトレンド入りしてしまったんです」(WEB編集者)

『コード・ブルー』は、2008年7月期、2010年1月期、2017年7月期と3度に渡って連ドラが放送。スペシャルドラマも2回制作され、2018年7月には劇場版まで公開された。主演は山下智久(36)が務め、共演には新垣結衣(33)、戸田恵梨香(32)、比嘉愛未(35)、浅利陽介(33)が起用された。

 『ナイト・ドクター』と同時に『コード・ブルー』がトレンドに上がってしまったのには、理由がある。

「『ナイト・ドクター』が放送されると、“ナイトドクター見たらコードブルー見たくなったのでまた見ます”“やっぱりコードブルー思い出す”“ナイトドクターめちゃくちゃにコードブルーでわろてる”といった声が寄せられていました。それも無理はない、と思えるほど、この両作には共通する部分がかなりあるんですよね」(女性誌記者)

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