■ドラマ本編でも見られる『コード・ブルー』との共通点

 前出の女性誌記者は言う。

「『ナイト・ドクター』は夜間救急専門チームの群像劇、『コードブルー』はドクターヘリを使う救命救急センターを舞台に、フライトドクターやフライトナースたちの活躍を描いた作品とそれぞれ設定は違いますが、“救急医療”がテーマのドラマです。

 また、『コード・ブルー』は1期こそ木曜劇場での放送でしたが、2〜3期は『ナイト・ドクター 』と同じ“月9”枠で放送されています。

 キャスティングでも『ナイト・ドクター』は主演の波瑠を筆頭に岸、田中、岡崎、北村とチームに招集された若手医師5人がメイン。一方『コード・ブルー』も、山下演じる主人公の医師・藍沢耕作をはじめ、同じく医師の白石恵役の新垣、緋山美帆子役の戸田、藤川一男役の浅利、看護師の冴島はるか役の比嘉がシリーズを通じてメインで活躍していました。両作ともメインキャストが5人、という部分も被っています。

 ストーリー面においても、『ナイト・ドクター』の1話では工事現場の崩落事故が出てきましたが、『コード・ブルー』の3期9話と10話でも、開通前の地下鉄の崩落事故が登場しており、状況は違ってもストーリーに“崩落事故”が用いられているところも同じですね」

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