■振り切った山田孝之と高橋克典

 今回のバトルは、笑ってしまった度合いに応じて“イエローカード”か“レッドカード”が提示され、退場するというルールなのだが、序盤の攻防で高橋に2枚目のカードが出そうになり、早くも退場のピンチが。高橋はふだんから穏やかに笑っている表情であることが災いしてしまった、と反省した。

 そんな高橋は、仕切り直してボーリングのピン姿の着ぐるみで登場。ヘリウムガスを吸った高い声で「なんだこれ」とつぶやくと、山田がわずかに笑ってしまってイエローカードが。厳しい判定に山田は「気が引き締まります」と反省しつつ、「今ぐらいはイケると思ったんだけど」とボヤいた。

 続いて、高橋は主演ドラマ『特命係長 只野仁』(テレビ朝日系)のコスプレで登場し、ティアドロップのサングラスをヒモで操作して、まぶたに描いた目をチラ見せするという、お笑いタレント・くまだまさし(47)のサングラス芸の合わせ技を披露。さらに、高橋はガタガタの付け歯まで仕込んでいて、リスの着ぐるみ姿でマシュマロを口いっぱいに含んで笑いを取ろうとしていた武田を、ギリギリまで追い込んでいった。

 その後、各人がボケの攻防を見せるなか、山田は、主演ドラマ『全裸監督』(Netflix)の白いブリーフ1枚の姿で登場。さらに「シンクロやらない?」と全員に呼びかけるという、主演映画『WATER BOYS』のセリフの合わせ技で圧倒した。

 一同を床に寝かせると山田の独壇場で、カメラを肩に『全裸監督』の口調で攻めまくり。さらに、「おまえらナメてただろ?」「おまえはもう帰れ! バカみたいな顔しやがって!」と、急にブチ切れてみせると、松本が「ヤベえなコイツ」と爆笑した。

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