大ブレイク・赤楚衛二「ヤンキー予想」を裏切る「志尊・千葉路線」売れる法則の画像
赤楚衛二が表紙デビューした6月28日発売の『AERA』(朝日新聞出版)

 ドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(通称:チェリまほ/テレビ東京系)でブレイクを果たし、7月6日には『彼女はキレイだった』(フジテレビ系)の出演も控えている俳優・赤楚衛二(27)。6月28日発売の週刊誌『AERA』(朝日新聞出版)では、同誌の初表紙を飾り、今後ますます売れていくことは確実だと思われる。

「赤楚といえば、2017年の特撮ドラマ『仮面ライダービルド』(テレビ朝日系)で2号ライダーの仮面ライダークローズこと万丈龍我(ばんじょう・りゅうが)を演じたことで、一躍知名度が上がりました。当時を知るファンからすると、予想外な方向で売れた、と驚く人も多いですね」(特撮ライター=以下同)

『ビルド』で赤楚が演じた万丈は、殺人の冤罪で逮捕されたあげく、謎の組織に人体実験されて脱走したところ、主人公(犬飼貴丈)と出会う、というかなりハードなキャラ。善人ではあるが口調が荒っぽく、バカ呼ばわりされた際に「バカとはなんだ。筋肉をつけろ筋肉を」とピントのズレた反論をする、バカキャラとして親しまれていた。

「『ビルド』の前にWEBで配信された大人向け作品『仮面ライダーアマゾンズ』(Amazonプライム)でも、赤楚は根は善人ながらやはりヤンキー役でした。よく似合っていたため“ヤンキーもの”でブレイクすると思われていましたが、実際は『チェリまほ』を筆頭に“かわいい系”でブレイクしました」

『チェリまほ』では、町田啓太(30)演じる黒沢に翻弄されるピュアな会社員・安達を好演。まるで子犬のような可愛さに当時SNSは大いに盛り上がり、今年4月19日にルームウェアブランド「ジェラート ピケ」のモデルに抜擢された際は「かわいいの権化」とまで呼ばれている。

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