■中国語も堪能
「カンヌ国際映画祭に初参加したのも、15年のジョン・ウー監督の中国・香港合作映画『ザ・クロッシング』のプロモーションでしたね。
長澤の人気の理由の1つとして、長澤本人が流ちょうな中国語を喋れる、というのがあると思います。長澤は初の海外進出作品が13年の台湾の連続ドラマ『ショコラ』でしたが、中国語をマスターするため“2週間くらい毎日9時間勉強の日々で大変な思いをしました”と、15年1月に日本版DVDリリースを祝した都内試写会イベントで明かしています。上達ぶりは共演した現地俳優のラン・ジェンロンに“毎日、撮影が終わるごとに感動してました”とされるほどでした」(前出の専門誌記者)
また、映画祭などのイベントで大胆なドレスを披露することの多い長澤だが、17年にはミュージカル『キャバレー』で、ミュージカル初挑戦とは思えない、実に大胆な姿を披露していたことは記憶に新しい。
「脚線美を強調した衣装で、際どい格好で大股開きで椅子に座って歌う場面もありました。ただセクシーなだけでなく、弾けるような笑顔には健康的な輝きも感じもあった。『キンキーブーツ』で見事な“筋肉の鎧”を披露した三浦春馬さんもそうでしたが、国際的に評価の高い俳優は、ミュージカルの際に特にハッキリと感じられますね」(前同)
19年12月に中国最大のSNS「微博(ウェイボー)」を運営する「新浪(シナ)」が、日本人俳優に限定した男女別のベスト10ランキングで3位にランクインした長澤。
今回の『唐人街探偵』で、さらに中国人気が盤石になることは間違いないーー。