■西で輝かしい実績を誇る売り場

 続いては西に移動して、京都市の京都駅ビルCC。京都駅で本誌が注目するのは、JRの東海道新幹線だ。現在、北陸新幹線を延伸して京都駅で合流させる……という案が浮上しており、ゆくゆく同駅は、今以上の大ターミナルになる可能性があるという。

「東海道新幹線は全部で17駅あるので、他にも駅建物内に売り場がある駅はあります。しかし、その中で最も人気、実績があるのが当売り場です」(売り場責任者)

 その当せん実績は、14年グリーンで1等前後賞5億円、今年のバレンタインで1等前後賞3億円。その間の15年サマー・ミニでは1等1000万円が2本出るなど、その言葉を証明する輝かしい実績の売り場だ。

 中国地方からは岡山市の岡山駅前CCを紹介。この売り場は、路面電車の岡山電気軌道の始発駅・岡山駅前のご近所さんだ。

 大当たりの実績はなく、中当たりも17年年末2等1000万円の2本が唯一だが、今回、この売り場を選んだのは、「鉄道パワー」がビンビンに来ているから。

「岡電は今年5月に創設111周年を迎えました。また、当売り場の名前は以前は『岡山CC』でしたが、これだと“岡山県のどこに店があるか分からない”ということで、昨年11月に現在の名前に変えたばかりなんです」(売り場責任者)

 これらの記念イヤーの前触れか、19年はハロウィンと年末の2本、20年はバレンタインと、各3等100万円が出た。いよいよか!?

 海を渡って四国は香川県綾川町のイオン綾川CC。この売り場の当たりは、17年サマー2等の1000万円が唯一。だが、ここは日本有数のパワースポットのお膝元なのだ。そう、金運と商売繁盛のご利益で知られる、金比羅宮である。

 高松駅と“こんぴらさん”を結ぶ高松琴平電気鉄道の琴平線の綾川駅が、この売り場の最寄り駅。

「この綾川駅は讃岐うどんの聖地ともいわれ、名店がひしめくエリアです」(売り場責任者)

 うどんのように、太く長い幸運に恵まれるか!?

 最後は沖縄県那覇市の那覇メインプレイスCC。この売り場は、沖縄で唯一の鉄道・沖縄都市モノレー(ゆいレール)の、おもろまち駅近くにある。

 この売り場が全国的にも注目を集めたのは14年。年末ジャンボで、なんと1等前後賞、合計7億円が2本も出たのだ。さらに20年8月のロト6では、2億6300万円も出ている。

「ゆいレールは停車直前、各駅にちなんだ民謡が流れるんですが、おもろまち駅で流れる『だんじゅかりゆし』の意味は“本当にめでたい”。祝いごとの際に、よく歌われ、実に縁起がいい。期待できますよ!」(売り場担当者)

 運を引き寄せるのは、あなた次第。以上を参考に、億万長者を目指そう!

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5