■批判受けて謝罪も「許す気持ちになれません」

 著名人も小山田の騒動に反応している。脳科学者の茂木健一郎氏(58)は7月16日、自身のYouTubeチャンネルの動画で騒動に触れ、沈静化には「小山田さんが担当されている音楽を外す」「もしくは、記者会見をなさるしかないと思う」との見解を示した。

 ほかにも、7月15日配信の『ABEMA Prime』(ABEMA)では、EXITりんたろー。(35)が「人としてあるまじき行為でよくないですけど、じゃあ清廉潔白な人っていますかって思っちゃう」とし、「この人の歩んできた道とか後悔とか、成長とか、変化とかを全部なしにして、今を見ずに、過去の彼に対して石を投げるってことが正しいのかって疑問はある」と持論を展開。相方の兼近大樹(30)は「僕は、過去を含めて今につながってるんで、『過去を背負って生きろよ』派」との意見を話した。

「騒動を受けて小山田は、7月16日夜、Corneliusのツイッターアカウントで謝罪文を出しました。小山田は、“私の発言や行為によって傷付けたことは間違いなく、その自覚もあった”“心から申し訳なく、深い後悔と責任を感じております”と、いじめ行為を認めて謝罪。また、いじめの被害者に対して“今更ではありますが、受け入れてもらえるのであれば、直接謝罪をしたいと思っております”ともつづりました。

 ただ、謝罪文は出したものの“許す気持ちになれません”“心が痛いです。一生かけて償う必要があると思います。辞退してほしいです”など厳しい意見が殺到しており、こちらも炎上しています」(前出のWEB編集者)

 沈静化する気配がない小山田の騒動だが、過去のいじめ発言が掘り返されるのは今回が初めてではないという。

「今回初めて、小山田さんの発言が世の中に出たとしたら大騒動になるのも理解できます。ただ、小山田さんのいじめ発言の炎上は、“また?”と感じてしまうほど過去に何度もあるんです。

 それこそ、小山田さんに関する大きなニュースが出る度に、ネット上が荒れるんです。たとえば、2009年2月の『第51回グラミー賞』で小山田さんの映像作品集が最優秀サラウンド・サウンド・アルバム賞にノミネートされたときも、インターネット掲示板でインタビューの内容が転載され、“こいつクズだよね”など批判が寄せられたことがありました」(音楽誌ライター)

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