■椎名の期待も背負っている

 ちなみに小林は『ボクらの時代』で、

「 決してテレビに出たくない、というわけではないんです」

「だけど出演者の人たちといっしょに大喜利をやってみたい。だけどテレビ番組でやるとなると、大喜利をやる、というだけでなく、テレビに出演する人、という役割もこなさなきゃいけなくなる。それが僕はあまり得意ではないんです。しかし、そういう番組に出てる人たちはその道のスペシャリストであったりするし、そのレベルにないと出演してはいけないと思うので、僕はそういう人たちに敬意を払ってテレビには出ないようにしているんです 」

 と、テレビに出演しない理由を語っていた。

「ちなみに、開会式のクリエイターの一人として、パントマイムを主としたサイレントコンビが~まるちょばのHIRO-PONが参加していますが、が~まるちょばは19年1月19日放送の『小林賢太郎テレビ』で共演しています。また、当初予定されていたものの解散した開閉会式演出チームの1人、東京事変椎名林檎(42)と小林も、深い縁がありますね」(音楽ライター)

 03年に小林は椎名の3rdアルバム『加爾基 精液 栗ノ花』の世界観を映像として表現した作品『短篇キネマ 百色眼鏡』に出演し、翌年にはその前日談の演劇作品『LENS』をプロデュース公演していたこともある。

「今回の小林の起用も、7月15日の『FLASH』(光文社)によると、椎名と親交が深かったことから“開会式・閉会式に携わるのでは”とウワサされていたといいます。小林は、椎名の期待も背負っているのでしょうね」(前同)

 さまざまな思いが交錯する7月23日の開幕式。はたして、どのような演出が待っているのかーー。

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