■目指すは二階堂・吉高コースか
「俳優のなかでも、とりわけ演技にストイックな山田が太鼓判を押したこともあり、将来有望ですよね。『全裸監督』では、強烈なストリップの演技なども見せている恒松ですが、現在放送中のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』では、ヒロイン清原果耶の幼なじみ野村明日美(のむら あすみ)を好演しています。明るくチャキチャキした性格で、よくしゃべる吹奏楽部の女の子で、『全裸監督』の乃木をまったく感じさせない。いずれ、吉高由里子(32)や二階堂ふみ(26)のような大女優に成長するかもしれません」(専門誌記者)
二階堂は20年の朝ドラ『エール』でヒロインを務め、主人公の窪田正孝(32)を支え続ける良き妻を演じていたが、同年11月には映画『ばるぼら』に稲垣吾郎(47)とダブル主演。生まれたままの姿で稲垣と水中でキスをするわ、全編通しておよそ8割にも及ぶ場面で、惜しげもなく肉体を見せていたことは記憶に新しい。
「吉高が第32回日本アカデミー賞新人俳優賞、ブルーリボン賞新人賞などを受賞してブレイクしたのは、07年の映画『蛇とピアス』でしたが、こちらでは女優デビュー以降初の二階堂や恒松に負けず劣らず大胆な全裸を披露していました。吉高もまた、15年の朝ドラ『花子とアン』で『赤毛のアン』の日本語翻訳者である村岡花子をモチーフにした主人公を演じていましたね」(前同)
すでに朝ドラ出演歴はある恒松。次は主演を飾って、吉高や二階堂につづく名女優になってほしいーー。